展示のご案内

聖徳太子信仰

聖徳太子1400年遠忌特別展 聖徳太子信仰 ―鎌倉仏教の基層と尾道浄土寺の名宝―

聖徳太子(574~622)は、日本仏教の確立者であることはよく知られています。その没後、四天王寺・法隆寺を中心に聖徳太子への進行は盛行し、日本仏教において広く浸透・影響を与え続けてきました。鎌倉仏教においても、法然や親鸞、一遍などが篤い聖徳太子信仰をもっていたことは知られています。また鎌倉時代中期以降には南無仏太子像(二歳像)や孝養太子像(十六歳像)など、その信仰に基づいて数多くの聖徳太子像が造立されました。そして、鎌倉時代の聖徳太子信仰の中心に位置したのが、西大寺叡尊の真言律宗による活動でした。叡尊やその弟子忍性は四天王寺別当を務め、法隆寺など数々の太子信仰所縁の寺院の再興に携わりました。また今日数多く残る聖徳太子信仰による造像は、真言律宗の影響下にあったことが想定できます。
 一方、広島県尾道市に所在する浄土寺は全国的にも知られる名刹ですが、もとは真言律宗で信仰の中心には聖徳太子信仰があります。すなわち浄土寺本尊は聖徳太子御作とされる長谷寺十一面観音の模刻像で、同寺には鎌倉時代後期から南北朝時代の様々な姿の聖徳太子像が三躯も安置されます。
 本展覧会では、国宝称名寺聖教から聖徳太子信仰関連のものを交えながら、鎌倉仏教ととりわけその中心にあった真言律宗による聖徳太子信仰関連の遺品を一堂に集めて公開し、その信仰世界を浮かびあがらせようと思います。また聖徳太子信仰の中心寺院の一つである浄土寺の全面的なご協力を得て、同寺の中世律宗に関する仏像、仏画、文書を一堂に会したいと思います。

                       
主催 神奈川県立金沢文庫、浄土寺
後援・協力 尾道市教育委員会、横浜市金沢区役所
会場 神奈川県立金沢文庫
会期 令和元年9月21日(土)~11月17日(日)
休館日 毎週月曜日(9月23日、10月14日、11月4日は開館)、9月24日(火)、10月15日(火)、10月23日(水)、11月5日(火)
観覧時間 午前9時~午後4時30分(入館は4時まで) 
交通 京浜急行「金沢文庫」駅下車徒歩12分(品川より快特33分)
JR根岸線「新杉田」駅接続、シーサイドライン「海の公園南口」駅下車徒歩10分
主要展示作品
  種別 文化財指定 作品名 備考
1 彫刻 重文 聖徳太子立像(二歳像) 広島・浄土寺所蔵
2 彫刻 重文 聖徳太子立像(孝養像) 広島・浄土寺所蔵
3 彫刻 重文 聖徳太子立像 奈良・元興寺所蔵
4 彫刻 重文 聖徳太子立像 茨城・善重寺所蔵
5 彫刻 重文 如意輪観音坐像 茨城・小松寺所蔵
6 絵画 重文 聖徳太子絵伝 茨城・上宮寺所蔵
7 絵画 重文 聖徳太子絵伝 茨城・妙安寺所蔵

※会期中展示替がございます。


展示解説のご案内


○ボランティア  土曜・日曜、および国民の休日、それぞれ午後2時と午後3時から行います。
  ※展示解説に参加ご希望の方は、定刻までに金沢文庫1階展示室入口にお集まり下さい。

観覧料金


個人 観覧
区分 料金
一般 700円
20歳未満及び学生 500円
65歳以上 200円
高校生 100円
 
団体 観覧
区分 料金
一般 600円
20歳未満及び学生 400円
65歳以上 100円
高校生 100円

※備考 団体は20名以上

中学生以下及び教育課程に基づく教育活動として入館する高校生は無料
障害者手帳/療育手帳/精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方は、手帳提示で観覧料は免除(無料)となります。介助者の方1名も免除(無料)となります。
図書閲覧室のみの利用は無料

ご来館のお客様へのお願い


◆展示室内での注意事項
○作品保護・所蔵者権利保護のため、写真撮影はお断りしております。
○携帯電話のご使用や、大声での会話はご遠慮いただき、他のお客様の迷惑にならないよう、静かにご鑑賞下さい。
○展示品・展示ケースにふれないよう、ご注意下さい。
○鉛筆以外の筆記用具の使用は、ご遠慮下さい。
飲食・喫煙はお断りしております。

次回展示予告

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